Farandole
ファランドールとは、南フランスプロヴァンス地方に古くから伝わる民族舞踊です。
私たちは、人々が手に手を取って輪となり踊るこの様子から、天蚕を育てる養蚕農家、シルクの研究者、化粧品や製品の開発者、天蚕製品のご愛用者、関わるすべての人がつながって大きな輪を広げていきたいという願いを込めて社名をファランドールとしました。
ジョルジュ・ビゼーが作曲した「アルルの女」の第2組曲「ファランドール」がとても有名です。
世界初 天蚕シルク化粧品への応用
繊維のダイヤモンドと言われ高級品として扱われていた絹(シルク)。化学繊維の普及によりシルク繊維の需要は激減し、シルク産業および養蚕は衰退していきました。
日本を支えた伝統文化であるシルク(絹)を継承するために、一人の研究者が絹糸以外の新しい活用方法を見いだし、特許技術の開発に成功しました。その技術のおかげで、白い繭ではなく、天然の緑の繭から、世界で初めて美容成分を抽出すことができるようになったのです。
これまで絹糸(繊維)としてしか使うことができなかった絹が、美容素材として新しい可能性を見出すことができました。
ファランドールが目指す「天蚕の和」
養蚕農家の方、研究者の方をはじめ、多くの方々との縁と絆で作られた天蚕シルクコスメ。
その天蚕シルク化粧品を使って喜ぶ人が増えていく。すると、天蚕繭がたくさん必要となりシルクの需要が増え養蚕農家が自立できるようになる。すると、大量の繭を育てるためにクヌギの木が必要となり、豊かな里山ができる。ファランドールが目指すのは、一つの繭が紡ぐ「天蚕の和(輪)」です。
一つの繭を守り育てることで、人々に美と健康をおとどけし、養蚕業という伝統文化が継承され、里山という美しい森のある日本を存続させることができます。
これからも天蚕シルクの可能性を追求し、縁と絆を大切に、天蚕の和(輪)を大きく世界中へ広めてまいります。